2016年11月11日

現実の問題処理・経験の蓄積

現実の問題処理・経験の蓄積





第22 回京都賞記念ワークショップ 基礎科学部門
 「統計的推論とモデリング」 赤池弘次 より抜粋


・・・・
 この式は、情報量I(Q:P)が真の分布QとモデルPの平均対数尤度の差であることを示し、
 ある人が、観測値x に関するモデルP の対数尤度logP(x)をP のQ への近さの測定値と
 して繰り返し利用すれば、その平均が情報量を定義する量に収斂することを示す。この
 ことは、真の分布がその人だけに固有のものであっても、logP(x)はP の良さを判断する
 量として彼にとっては合理的な選択であることを示す。
 更に、真の分布が社会的にただ一つに決まるという場合には、多くの人に繰り返し利用
 される場合の平均は同じ量に素早く収斂するであろう。
 これは対数尤度の間主観性(注:補足)を説
 明するものであり、これが対数尤度に基づく統計的推論に一種の客観性を与えるとみな
 される(2)。この見方から、情報量I(Q:P)を、モデルP の質を評価する規準、すなわち情
 報量規準とみなすことができる。

注:補足
「相手の立場になって考えてみる」=「間主観性」
 それは、「間主観性」と呼ばれているものです。
 英語では「インター・サブジェクティヴ」です。
 国と国のあいだの関係、つまり国際は、英語で「インター・ナショナル」ですよね?
 それと同じで、間主観性は、まさに主観と主観のあいだの関係を意味します。
 (中略)
 間主観性というのは、ようするに、「相手の立場になって考えてみる」というだけのことなのです。

 統計的推論は何らかのモデルを利用して実行される。モデリングの仕事は心身の働きに
 よって遂行される知的な活動であり、対象のイメージを心に抱くことから始まる。この
 ようなイメージは、関連する客観的知識、経験的知識、および観測データの蓄積と適切
 な使用がなくては得られない。
 この場合には、必ずしも数学的表現で記述されない、あるいは計算機で取り扱えない状
 況でのイメージやモデルの構築を効果的に指導する原理の展開が必要である。

 筆者の見方によれば、
 このような研究の素材は
  現実の問題処理の経験の蓄積によってのみ獲得される







<イメージとモデルの関係>
 ロダンは別の話で、これを
 裏付けるかのように、時間的動きのイメージを生み出す要領として、体の各部の刻々の
 形の接続によって動きを表現することを説明している。これを動きのモデリングの立場
 から見ると、イメージ構成の基本要素が、対象の各部の「安定な静止状態からの逐次的
 変位の系列」によって与えられることを示すものと見ることができる。一瞬の姿をこの
 基本的要素の繋がりに分解して捉えることにより、初めて動きの解読が実現し、動きの
 内容の把握と伝達が可能になる。これは優れた芸術的活動に見られる、高度に知的な情
 報処理の実態である。







  


Posted by 超音波システム研究所 at 18:14Comments(0)ブログ

2016年11月11日

超音波専用水槽の設計・製造技術

超音波専用水槽の設計・製造技術を開発






超音波システム研究所は、
超音波の伝搬状態に関する計測・解析技術を応用して、
超音波専用水槽の設計・製造技術を開発しました。

今回開発した技術により
 3cm~450cmの超音波容器・水槽に対して、
 超音波洗浄や表面改質・・・に適した
 超音波の利用効率、キャビテーション、加速度変化、
 対象物への伝搬状態・・・を簡単に制御出来るようになりました。

従来の水槽(あるいは振動子)設計や製造においては
 音響特性に対する考慮が十分でないために、
 振動の干渉・減衰による不均一な事象により
 超音波の寿命・水槽のトラブル・・・が起きやすい傾向があります。

この技術は、
 現状の水槽・振動子・・に対しても
 問題点を検出し
 改善・改良を行うことができます。

適切な設計による効果は
 適切な使用により、
 ステンレスや樹脂・・・の表面が最適化され
 小さい出力で高い音圧や幅広い超音波の周波数の伝搬を実現します。











■参考
   http://youtu.be/rqLU6sNY4I8

   http://youtu.be/iRXFpIRGwlw

   http://youtu.be/cfDh2nQsMUY

   http://youtu.be/hkhkfZif7JU

   http://youtu.be/KyoYQUzWtBs

   http://youtu.be/cMwXC8Ac6TQ

   http://youtu.be/-lByssYU3z8

   http://youtu.be/YsAejpmMdNE

   http://youtu.be/ZDDcJ3d0UKw

   http://youtu.be/oalzeRZs0DU












これは、新しい水槽の設計・製造技術(注)と表面処理技術であり、
 非常に大きな成果であることが、
 超音波の効率(出力と音圧・・・の関係)を
 測定・解析することで、確認しています。

注:有限会社 共伸テクニカル様のオリジナル製造方法です
  http://www.kyo-tec.com/











  


Posted by 超音波システム研究所 at 13:10Comments(0)超音波技術

2016年11月11日

超音波実験写真

超音波システム研究所は、
 超音波に関する実験写真・スライドショーを公開しています。




超音波実験 Ultrasonic experiment

 1:キャビテーションと音響流の制御技術

 2:超音波専用水槽の製造、液循環制御技術

 3:間接容器・治工具の設計・応用技術
 
 4:マイクロバブル・ナノバブルの応用技術
 
 5:超音波の測定・解析・評価技術


 上記に関する「超音波実験」写真・スライドショーを公開しています。





<<スライドショー>>

https://youtu.be/Zsf3qOiwAa8

https://youtu.be/_o-Xl6noTe4

https://youtu.be/EbxFrQVg108

https://youtu.be/JsHv6R2wKJE

https://youtu.be/dGqPIZDP15c

https://youtu.be/qgoZUoYRjDo











超音波実験写真
 http://ultrasonic-labo.com/?p=2005


1)超音波実験写真1 http://ultrasonic-labo.com/?p=1507

2)超音波実験写真2 http://ultrasonic-labo.com/?p=1511

3)超音波実験写真3 http://ultrasonic-labo.com/?p=1516

4)超音波実験写真4 http://ultrasonic-labo.com/?p=1648

5)超音波実験写真5 http://ultrasonic-labo.com/?p=1595

6)超音波実験写真6 http://ultrasonic-labo.com/?p=1675

7)超音波実験写真7 http://ultrasonic-labo.com/?p=1690

8)超音波実験写真8 http://ultrasonic-labo.com/?p=1745

9)超音波実験写真9 http://ultrasonic-labo.com/?p=1697

10)超音波実験写真10 http://ultrasonic-labo.com/?p=4787









3種類の異なる周波数の「超音波振動子」を利用する技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=3815

2種類の異なる「超音波振動子」を同時に照射するシステム
http://ultrasonic-labo.com/?p=2450

デジタルカメラによる
キャビテーション写真を利用した超音波制御技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=1461

  


Posted by 超音波システム研究所 at 11:02Comments(0)超音波技術

2016年11月11日

「熟慮断行では足りない。熟慮、祈念、放下、断行が必要だ」

とかく老人は経験という刃物を振り回して、少壮者を威しつける。
 また少壮者の多くは、経験者たちの命令に盲従するが、

 これは大変な間違いである

「少壮者の抱負や意見を採用せず、
 少々の過失でもあると大仰に騒ぎ立てて老人は、
 自分でなければ何事も成し得ないかのようにふるまう。
したがって事業の進歩発展をもっとも害するのは、
 青年の過失ではなく、老人の跋扈である」

「後継者にいつまでも事業を引き継がせないのは、自分が死ぬことを忘れた人間である」

伊庭貞剛(元住友家総理事)

  


Posted by 超音波システム研究所 at 10:17Comments(0)ブログ