2017年05月21日

中谷宇吉郎  『科学の方法』

中谷宇吉郎

http://youtu.be/Vifwq6LEvO8

http://youtu.be/a81f9GHnhfc

中谷宇吉郎  『雪』 1940 岩波文庫に対する感想

私は以下のような実験にいたる経緯について
本人により書かれたものとして、大変貴重な文章だと思います

特に、技術者の実験に対する考え方に
 大きな影響力を与える本であると思います




・・概要・・・ 
1932年の冬から始められた雪の結晶形の研究では、

まず札幌と
 十勝岳の標高1,000メートルの
 山小屋での結晶の顕微鏡写真撮影により、

北海道の雪結晶がその形態でも大きさでも
 著しく多様性に富んでいることがわかった。

その種々の結晶形が
 いかなる条件で生成するかを
 実験的に調べるために、

当時まだ世界に類をみない
 常時低温研究室を北大内に建設し、

1936年春
 ここで雪結晶の人工製作に初めて成功した。

自ら考案した
 二重ガラス円筒型結晶成長装置の中の

気温と水蒸気の過飽和度の組み合わせを
 色々変えて実験し、

上記の2要素をそれぞれ
 縦軸と横軸に取った図表上に
 各条件下で成長する
 結晶形の記号を示したものは、

のちに
 「中谷ダイヤグラム」と呼ばれるようになった。
・・・・・



中谷宇吉郎  『科学の方法』 1958 岩波文庫

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科学は自然の実態を探るとはいうものの、

 けっきょく広い意味での人間の利益に

 役立つように見た自然の姿が、

 すなわち科学の見た自然の実態なのである。  

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どんな素朴な見方でもいいから、
 自分の眼でものを見、

どんな単純な考え方でも結構だから、
 自分の頭でものごとを考える習慣を
 つけるのが
 先決問題である。

そしてそれが
 科学の第一歩である。
(中谷宇吉郎著 科学と社会 より)




















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Posted by 超音波システム研究所 at 18:17│Comments(0)随想
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