2015年05月14日

免震構造と超音波洗浄について

免震構造と超音波洗浄について

多田英之(ただ ひでゆき)
1950年、東京大学工学部建築学科卒業。

51年、(株)日建設計に入社。

業務室長、設計部長、技師長を経て76年、福岡大学工学部建築学科教授に就任。

79年から免震構造の開発に専念。

退官後の95年、(株)日本免震研究センター設立し代表を務める。

一貫して構造設計を専門とし、建築構造物の実大実権を数多く実施。

代表作品に神戸銀行東京支店、神戸ポートタワー、新居浜西火力発電所、PL大平和記念塔など。

2005年、日本建築学会大賞を受賞。


多田 

 堅くて大きいものが揺れるとはどういうことなのか。

50年前の発想はもう辞めて、これからは揺れるとはどういうことかを動的に考える必要があるだろう。

世の中変わってきたから考え方も変えないといけない。

私は日本は談合国家だと思っているが、耐震構造もその談合でいくのか、

それとも科学技術の正解から組み立てていくのか。

今の免震構造は私が徹底的に研究し、追究したものを勝手に変えたコピー商品に思えて仕方ない。

このまま放っておくと免震構造も死んでしまうのではないかと危惧している。

私は免震装置は100年後、200年後も劣化しない材料を考えてやっている。

設計屋というのはそこまで考えてやるものだ。

免震構造にすれば震度7以上の地震が来ても大丈夫だといえる。

ただし、コピーはそうはいかない。

多田 

耐震構造に限らず世の中このままでいいのか、とことん調べるべきだ。

例えば3・11の東京電力福島原子力発電所の水素爆発。

この原因も徹底的に調べるべきだ。

中央自動車道の笹子トンネルにしてもしかり。

どこでどう壊れて被害が広がったのか、分からないことは分かるまで追究する姿勢が弱くなっている。

最後に、私は建築をやっていて良かったと思う。それは自然が相手だからだ。

http://kinin.com/tada90/forum/

・歯ブラシや歯磨き粉のテレビ・コマーシャルが典型的な例だが、

今の世の中には「わかっていること」と「わかっていないこと」、

「確かなこと」と「確かでないこと」をいい加減につなぎ合わせた素人だましが平気でまかり通っている。

建築の世界も、その例外ではない。


・私は「二秒免震、三秒免震には存在意義が無い」と言おうとしているわけではない。

二秒免震には二秒免震なりの、三秒免震には三秒免震の存在意義がある。

しかし、四秒免震と二秒、三秒免震との違いは歴然としている。

「本物」と「まがいもの」は、同じ「免震」でも、まったく非なるものである。

「免震」はいかにあるべきか――。

それを今ここで見つめ直し、はっきりと認識する必要がある。




<参考>

1)振動について
ロイヤル・インスティテューション 133回「振動」より
機械工学の重要な一分野のほとんどすべてを、
ここに記述してみようと思っている
【著者】リチャード・ビジョップ 
【訳者】中山秀太郎  出版社:講談社(1981年 ブルーバックス B-471)

http://ultrasonic-labo.com/wp-content/uploads/d84ac354211817300e3ef1ba76e64a8d.pdf

2)流れとかたち
 すべてのかたちの進化は
 流れをよくするという「コンストラクタル法則(constractal-law)」が支配している!
【著者】 エイドリアン・ベジャン Adrian Bejan  J. ペダー・ゼイン J. Peder Zane
【訳者】 柴田裕之 【解説者】 木村繁男  出版社:紀伊國屋書店 (2013年)


超音波洗浄機の「流れとかたち・コンストラクタル法則」
http://ultrasonic-labo.com/?p=1779

流れと音と形の観察:コンストラクタル法則
http://ultrasonic-labo.com/?p=7302





3)サイバネティクスはいかにしてうまれたか
【著者】 ノーバート・ウィナー 
【訳者】 鎮目恭夫  出版社:みすず書房(1956年)

・・・・・・・
絶えず移動するさざ波の塊を研究して、
 これを数学的に整理することはできないものだろうか。
・・・・・・・・

水面をすっかり記述するという
 手におえない複雑さに陥らずに、
 これらのはっきり目に見える事実を
 描き出すことができるだろうか。

波の問題は
 明らかに平均と統計の問題であり、
 この意味でそれは
 当時勉強していた、ルベーグ積分と密接に関連していた
・・・・

私は、自然そのものの中で
 自己の数学研究の言葉と問題を
 探さねばならないのだということを知るようになった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

こうして、サイバネティクスの立場から見れば、
 世界は一種の有機体であり、
 そのある面を変化させるためには
 あらゆる面の同一性を
 すっかり破ってしまわなければならない
 というほどぴっちり結合されたものでもなければ、
 任意の一つのことが
 他のどんなこととも同じくらいやすやすと
 起こるというほどゆるく結ばれたものでもない。
・・・・・・

・・・・・・
 理想的には、
 単振動とは遠い過去から遠い未来まで時間的に
 不変に続いている運動である。
 ある意味でそれは永遠の姿の下に存在する。

音を発したり、止めたりすることは、
 必然的にその振動数成分を変えることになる。

この変化は、小さいかもしれないが、
 全く実在のものである。

有限時間の間だけ継続する音符は
 ある帯域にわたる多くの
 単振動に分解することができる。

それらの単振動のどれか一つだけが
 存在するとみる事はできない。
 時間的に精密であることは
 音の高さがいくらかあいまいであることを意味し、
 また音の高さを精密にすれば
 必然的に時間的な区切りがつかなくなる。
・・・・・・・

・・・・・・・


上記を参考・ヒントにして
 超音波伝播現象における
 「非線形効果」を測定・利用する技術を
 流れをよくするという「コンストラクタル法則(constractal-law)」で
 整理することで、超音波利用技術にまとめています。

超音波技術(アイデア)
http://ultrasonic-labo.com/?p=7031






参考動画<流れの観察>

https://youtu.be/X39ZeTh8hDY

https://youtu.be/0JQJ4ehll_4

https://youtu.be/9tRq0EC2n4c

https://youtu.be/dsjxbQ_Hbdg

https://youtu.be/LVlFvp08Dhc

https://youtu.be/IyBYD6qi224

https://youtu.be/HeAxQF3FiCs

https://youtu.be/1mbQjeMTPP0

https://youtu.be/YK1C_fkq2hg

https://youtu.be/p3OQa7YN7cg

https://youtu.be/X_vCLBI81Uo

https://youtu.be/dlM-NVSUdaU

https://youtu.be/D_DJ04g1pnQ

https://youtu.be/jtbG7Wp0oNk

https://youtu.be/O2icOc4BUco

https://youtu.be/6vxzfqPec5g


注:
くりかえし
 超音波と
 流体の変化(流れ、渦、波・・)を
 観察して  
 イメージを修正しながら
 音響流に関する論理モデルを考え続けます

1年ぐらい経過してくると
 渦の動きが見えてきます
 そこから
 ぼんやりと、洗浄物に対する
 音響流の影響がわかります







参考

超音波とマイクロバブルによる表面改質(応力緩和)技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=5413

樹脂・金属・セラミック・ガラス・・の表面改質に関する書籍
http://ultrasonic-labo.com/?p=7530

1)カルノー・熱機関の研究
REFLEXIONS SUR LA PUISSANCE MOTRICE DU FEU ET SUR LES
MACHINES PROPRES A DEVELOPPER CETTE PUISSANCE
著者 サヂ・カルノー 訳者 広重徹
株式会社 みすず書房





2)機械振動論 (1960年)
デン・ハルトック (著), 谷口 修 (翻訳), 藤井 澄二 (翻訳)
単行本: 484ページ
出版社: コロナ社; 改訂版 (1960)

3)金属の疲れと設計 (機械工学大系)
河本実[ほか]著
単行本: 318ページ
出版社: コロナ社 1882.7

4)内部流れ学と流体機械
妹尾泰利 (著)
単行本: 261ページ
出版社: 養賢堂 (1988/01)


<<超音波システム研究所>>
ホームページ
http://ultrasonic-labo.com/





超音波洗浄システムの製造販売
http://ultrasonic-labo.com/?p=7378

超音波専用水槽の設計・製造技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=1439

「脱気・マイクロバブル発生装置」を利用した超音波制御システム
http://ultrasonic-labo.com/?p=1996

脱気マイクロバブル発生液循環システム追加の出張サービス
http://ultrasonic-labo.com/?p=2906

オリジナル技術(液循環)
http://ultrasonic-labo.com/?p=7658

<超音波のダイナミックシステム:液循環制御技術>
http://ultrasonic-labo.com/?p=7425




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Posted by 超音波システム研究所 at 08:16│Comments(0)超音波技術
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